こんにちは、広報&設計の川上です。
早いもので、もう12月。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
12月に入ると、
そろそろ年賀状の準備を…
と思うのですが、最近は
「年賀状じまい」をされる方や、
「SNSで!」という方も増えてきましたね。
ハガキも値上がりしましたし、
少しずつ年賀状を送り合う文化も
変わっていくのかもしれませんが、
我が家はもうしばらく続きそうです。
毎年ギリギリなので、
今年こそは早めに取り掛かろうと思います!

そんな年賀状で思い出すのが、
中学時代の担任「桂先生」のこと。
当時は先生にも
年賀状を出していたのですが、
お正月、先生の家にも
生徒からたくさん届いたようで…。
年明け、こんな一言が飛んできました。
「俺の名前を“柱”って書いたやつがいる!
俺は柱じゃなくて桂だからな!」
……確かに似てる!! と、
その場でツボに入ってしまったのを覚えています。
体育の先生だった桂先生は、
怒っているのか笑っているのか
分からない独特のトーンで、
その声が今でも耳に残っています。
そして、身長180cm超えの桂先生は、
60歳を過ぎた今でも存在感があり、
マクスの近くのスーパーで
お見かけした時も、私が声をかけようと
重いカートを動かし、モタモタしているうちに、
颯爽と立ち去ってしまったのでした。
さて、前置きが長くなりましたが、
実は我が家にも「桂さん」がおりまして。
うちの桂さんも、なかなかの高身長。

ここ数年の伸び方といったら
見事なもので、メンテナンスのたびに
社員大工の皆さんの手を
煩わせてしまいました。
皆さん、お手数をおかけしてすみませんでした。

しかし、伸びていたのは
枝葉だけではなく、根っこも…。
畑を囲う枕木を持ち上げ、
さらには畑の中へ侵入し、
家庭菜園を圧迫していたのです。

そこで今年の春先、
マクスでお馴染みの造園職人、
石金さんに来ていただき、
「根回し」と呼ばれる
太い根っこを切る処理をお願いしました。

2〜3年に一度、
この作業をすると木の成長が
ゆっくりになるのだそうです。

剪定後の枝の切り口には、
菌予防と水分の蒸発を防ぐ
薬も丁寧に塗っていただきました。
そして現在の姿がこちら。

だいぶスッキリしたとはいえ、
やはり成長力は健在です。
ご近所の方から
「葉が全部落ちてから
剪定すると形が整うよ」
とアドバイスをいただいたので、
もう少し様子を見てから
形を整えようと思います。
桂の木は、
ハート形の葉が特徴的で、
秋に黄色く色づいて落葉した葉は
よい香りを放つそうで…。
「えっ、そんなこと知らなかった!」
と慌てて庭に出て、
落ち葉を拾って匂いをかいでみると、
確かに紅茶の茶葉のような、
そして、ほのかに香ばしい
香りがしました。
春は明るい若葉、
夏は蝉たちの人気スポット、
秋は鮮やかな紅葉。
葉を落とした冬は、静かに立つ枝のシルエットが魅力的です。
季節を感じさせてくれる、
シンボルツリー。
これからも、定期的にケアをしながら
大切に育てていきたいと思います。
