続 大阪・関西万博に行ってきました!

女性スタッフブログ

広報&設計の川上です。

 

今週末は、OB様宅メンテナンスの
最終日なので、私も少しでもお役に
立てるよう頑張りたいと思います!

 

そして、今週末といえば、
半年間にわたって開催されてきた
大阪・関西万博がついに幕を閉じます。

 

あぁ…できることなら
全てのパビリオンを回りたかったです。

 

前回のブログの続きですが、
海外のパビリオンは3箇所しか見れませんでした。

 

まず一つ目はベルギーパビリオン。

 

「40分待ち」と書かれていた案内に
引かれて並びましたが、
実際には1時間半ほど…
でも、並んだ甲斐がありました。

 

 

 

パビリオンに入ってすぐ
目に飛び込んできたのは、
まるで“森の中に迷い込んだような
”癒しの空間。

 

 

ベルギーといえば、
まず思い浮かぶのはワッフルや
チョコレートだと思うのですが…

 

実は世界のワクチンの約4割が
ベルギーで作られているそうです。

 

コロナやインフルエンザをはじめ、
さまざまな感染症に備えた研究や
開発が行われており、展示の最後には
「次のパンデミックに備えて努力を重ねています」
と締めくくられていました。

 

 

「次のパンデミックが起きない研究をしてほしい!」
と思いつつも、ベルギーの知らなかった
一面を知ることができ、印象に残る展示でした。

 

次に訪れたのは、スイス館。

 

 

入口では、壁一面に広がる
繊細な切り絵が出迎えてくれました。

 

 

「アルプスの少女ハイジ」で
おなじみのキャラクターが隠れていて、
“ハイジを探せ”のような仕掛けがありました。

 

背景の光がさまざまな色に
変化していく演出もきれいで、
時間をかけてじっくり
見ていたくなる空間でした。

 

 

 

次の展示室では、
薄暗い中に池のような水面が広がり、
そこから大きなシャボン玉が
ふわりと現れる幻想的な演出。

 

 

さらに進むと、
スイスパビリオンの模型が
展示されていました。

 

 

不思議な球体がいくつか
組み合わさってできた建物で、
外壁には特殊な膜が使われており、
今回の万博で最も軽量の設計だそうです。

 

意外だったのは、
人工サンゴ礁の研究を行っていること。

 

 

海に面していないスイスが、
なぜサンゴ?と思いましたが、
山々の雪が年々減少している
現状を踏まえ、環境への危機感から
研究を進めているようでした。

 

他には、教育・医療・芸術などの
カテゴリーごとに
「どんな未来を見てみたい?」と
問いかけるタッチパネルもあり、
質問に答えるとAIが未来の映像を
生成してくれるという体験型展示もありました。

 

 

最新技術と芸術性が融合した、
印象深いパビリオンでした。

 

最後は、トルクメニスタン。

 

この国、ご存知でしょうか?
私は、万博で初めて知りました。

 

中国の西側にある、
ウズベキスタンの南に位置する国で、
国土の85%が砂漠の国だそうです。

 

 

外観には、大きなスクリーンがあり、
たくさんの人が立ち止まっていました。

 

ガイドブックにも「建築美がすごい!」
「お金がかかっていそうな豪華なエレベーター」
などと書かれていたので気になっていました。

 

中に入ると男の人の肖像画が
飾られていました。

 

 

大統領のようです。

 

展示物は、この国で作られている
製品や特産物などが中心で、
個人的に気になったのが犬。

 

 

“アラバイ”と呼ばれるこの犬は、
砂漠の過酷な環境の中で家畜を守り、
羊飼いたちを支えてきた勇敢な犬で、
トルクメニスタンでは「国の宝」
のような存在なのだそうです。

 

学校では、日本語の授業もあるようで、
教科書も置かれていました。
私はこの国を知らなかったのに、
この国では日本語を勉強している。
なんだか申し訳ない気持ちになりました…

 

 

民族衣装や絨毯なども
たくさん飾られていて、
遠い国の文化を身近に感じられる展示でした。

 

 

世界は広い。

 

まだまだ知らない国が
たくさんあるんだなぁと、
しみじみ思いました。

 

長くなってしまいましたが、
次回で書き終えようと思います。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。

 

そして、メンテナンスで
訪問させていただくOB様、
よろしくお願いいたします!