あんなに夏は暑かったのに
温暖な静岡でも
冬はやっぱり寒い
寒いとカラダが縮こまる
ホースの先端をぎゅっと握ると
水が勢いよく遠くまで飛ぶのは
「水圧」が上がるから
血管も同じように
身体が縮こまり筋肉が収縮
すれば血圧は上がる
逆に湯船に使って血管が弛緩
すれば血圧は急降下
この血圧の乱高下こそ日本で
年間二万人近い死者を出す
浴室のヒートショックの正体
やっぱ、あったかい家
作らないとですね~
おはようございます
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
株式会社マクス社長の鈴木です
富士市の注文住宅の現場では
社員大工達が杉の厚床を
一枚づつ丁寧に施工中

石油系の溶媒すら含まない
柿渋塗料の「オリーブ色」で
塗った杉板は、とてもいい感じ
杉板は広葉樹に比べて軽い
比重で言えば
・杉:0.34
・桧:0.41
・黒松:0.53
・栗:0.51
・ケヤキ:0.58
・クヌギ:0.86
とか
ちなみに仏壇とかに使われる
紫檀は1.08で水より重い
調べてみたら
日本で一番重い木は
木刀やソロバンの珠などに
使われてきたイスノキ(1.02)
世界で一番重い木は
リグナムバイタという木で
比重1.28だそう
って脱線しましたが
杉が何故軽いかと言うと
細胞壁に空気(空隙)が多い
ためで、だから熱を伝えにくく
素足でもあたたかみがある
ちなみに合板フローリングは
材料によってばらつきが大きく
0.5~0.8といった感じ
この小さな違いは、素足の
「肌触り」では想像以上に大きい

杉とオイル系の自然塗料とは
相性がとても良く
木材の湿気の吸放出を妨げない
ので夏場の肌触りはサラッと
つまり、梅雨時期も
ペっタン ペっタン
という感じがないってこと
ま、理屈抜きで
あったかくて快適ってことですね
上の写真の天井を見ると
こんな感じになっていますね
↓

以前ご紹介したFRPの床格子
これで、おひさまをさらに
部屋の奥に呼び込み
あったかい家になります

外では板金職人達が
元気に作業中
妹のえりちゃん(自称女優)
明るすぎて少々やかましい…
先日の木遣動画で「ひらりぃーん!」
って最後の奇声も、えりちゃん

兄は黙々と作業中
硬いガルバリウム鋼板を
板金挟みで器用に折り曲げる
まるで、折り紙のように
職人の手はゴツゴツしていますが
その手が実に繊細な仕事を
やってのける精密機械なのです


