今週は、上棟したばかりの
富士市の注文住宅について
「上棟時だからこそ分かる」
って大事なツボ
をご紹介しておりますが
本日はさらに!
大事なお知らせでございます
おはようございます
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
株式会社マクス社長の鈴木です
では、最初にそのお知らせを!
お客様のご厚意により

構造見学会を開催
させていただきます!
ありがとうございます!
イェィ イェィwww!!!
まぁ、イェイイェイと言っても
完成見学会よりずっと地味で
ご参加いただける方も少ない
というのが正直なところですが
でも!
構造見学会は
完成見学会よりもずっと大事!
ぜひ、家づくりを大成功!
させるためにご参加下さいませ
さて、それでは本日のブログへ
もちろん、その構造のお話です

こんな感じで社員大工と
現場監督だけで力を合わせて
上棟作業でしたが
上の写真で納めているのは
日本三大美林のホマレ高き
天竜杉の梁です
ところで
日本の木造住宅の構造材って
どんな木でできているか
ご存知ですか???

え?杉や桧の
国産材じゃないの?
では、林野庁の
令和6年度 森林・林業白書
から見てみましょう

工務店の家づくりでは
柱の約半分、梁は半分以下の
44%が国産材ですね
ちなみに、土台の73%
その他細い部材(羽柄材:ハガラザイ)
が60%ですね
これを、多いと見るか少ないと
思うかは人によるかもですね
白書には大手住宅メーカーの
データも有りました

大手になると、ぐっと国産材の
比率は落ちて梁に至っては
わずか1割であとは輸入材です
大手の場合、梁は
ホワイトウッドの集成材が主
これは、多くの「商品」で
品質を均一にする必要がある為
工場生産の集成材にするから
そして、その方が安いから
という理由もあります

品質が均一になるなら
マクスも集成材の方が
いいんじゃないの?
では、現場の写真で
見てみましょう

2階の床が組み上がりました
この中で、天竜杉以外を
色付けしてみましょう

赤が2本ベイマツの集成材
紫3本が無垢のベイマツ
5本以外は全て、天竜杉です
なぜ、全部天竜杉ではないか
と言うと上記5本は
杉だとスゴイ大きくしないと
強度が足りないからです
一本ごと、構造計算で
必要な大きさを確かめている
ので杉でOKな場所は杉がいい
日本の森は、戦後植えられた
スギ・ヒノキが使われずに
困っています
使う予定で植えたのに
外国産材の方が安いからって
長いこと使われなかったため
結果、山は荒れ
花粉症が国民病となり
大雨のたびに放置された
材木が流れてきて災害になる
せっかくの一生に一度の家づくり
国産材は使うことで山林を守り
二酸化炭素も減らせます
木は歳をとるとCO2の吸収能力
が低下してきます
伐採適齢期を迎えた国産材を
伐採して苗木に植え替えると
森林全体として再び活発に
CO2を吸収してくれます
「持続可能性」ってやつです
つまり、家づくりで
地球温暖化防止に貢献ですね!

梁の上に合板が貼られ
ガッチリ固められました
実は今回の合板は

日本の桧で出来ています
普通は中国・ロシア・ブラジル・インドネシア等
さらに、柱や梁には

PEFCやSGECの刻印が
割愛しますがこれらも先程の
持続可能な森林管理のための
国際基準に則った林業の認証
そんな国産材の家づくりで
環境に貢献て素敵ですよね
そんなお話も構造見学会で
させていただければと思います
完全予約制で行いますので
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