珪藻土などの自然素材を
内壁に使うようになって18年
その18年で約100件の住宅を
建てさせていただきました
数えてみたら、そのうち
一部でもビニールクロスを
使ったお宅は5軒でした
たった5%ってことになります
別に

マクスは
ビニールクロスは
やりません
等と言っておりません
リフォームでは今も使います
でも、自然素材の珪藻土の
メリット・デメリットをお伝えし
「どっちがいいですか?」
とお聞きした結果が
この5%という数字なんです
では、どの様にご説明を
しているのか、というお話です
おはようございます
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
株式会社マクス社長の鈴木です
社員大工達が
珪藻土を塗り始めました

既に天井には塗ってありますが
最近は天井には柿渋のタンニン
を含む珪藻土とシックイの
ハイブリッドを使っています
です
タンニンの力でニオイや有害な
VOC(揮発性有機物質)を
分解してくれる(らしい…笑)
調湿性も…とあるけれど
正直、調湿性はあまり期待して
いないのです
珪藻土って色々あるけれど
人間に丁度良く湿度60%位で
湿度を吸放出する珪藻土は
稚内産くらい

なので、壁は稚内産の珪藻土
(上写真はこれから塗る所)
壁で調湿、天井でニオイ分解
って感じですね
別に珪藻土じゃなくても
シックイでも何でもいいんです
合成樹脂とか入っていなければ
でも巷には珪藻土もシックイも
合成樹脂がたっぷり入った
なんちゃって自然素材が多い
先日のブログにも書きましたが
健康を害する恐れのあるものは
『避けられるならば』
出来るだけ使いたくない
その点、マクスの使っている
珪藻土達は自然素材100%だから
安心できる
ビニールクロスは「塩化ビニル」
あの、塩ビ管の塩ビです
硬い塩ビが、なぜあんなに
柔らかく、いろんな模様が
ついたシートになるのか?
- 柔らかくする可塑(かそ)剤
- 模様を作る発泡剤
- 難燃剤
- 着色料
などなどが入っているからです
これら薬品が安定して
ビニールクロスの中に
とどまっていればいいのですが
徐々に徐々に
揮発性有機物質として
室内に発散され続けるのです
これら薬品はいずれも
『シックハウスの原因』
にもなりうる物質です
微量の揮発性有機物質は
実は平気な人が圧倒的に多い
でも、これから一生住む家に
避けられるなら使わない方が
いいというのがマクスの考え
これがビニールロスの
一番のデメリット
もちろん、自然素材の塗壁
にだってデメリットはあります

↑
こういう天井と壁との接合部
ひび割れしやすいんです
なので

実はグラスファイバーの
メッシュをこんな具合に
貼ってパテ埋めしてあります
面倒ですが長持ちして
安心して暮らせる
そして、嫌な臭いがしない
これが本物の自然素材の
メリットです❤




