会社の私の席の窓から見える
富士山は季節毎その表情を変え
冬は雪化粧
春は霞んでいて
夏は雲で殆ど見えず
そして秋は雪がないけど
超くっきりクリアに見えます
表面の凹凸までくっきり
山小屋も肉眼で見えます
富士山は新五合目を超えると
大きな木が無くなってゆきます
住宅の庭には標高が高いから
木は無理、とかはないので
一本でもいいから
木が欲しいですね~
おはようございます
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
株式会社マクス社長の鈴木です
すでに竣工している伊豆の国市の
注文住宅の植栽工事に入りました
今年の異常気象では
木を植えても枯れてしまうので
涼しくなるのを待っての工事です
奥に紅葉を植えました
お庭の突き当りに
以前のお宅から持ってきた
灯籠とともに、いわゆる
「アイストップ」として
アイストップとは文字通り
目が留まる所
庭がそこで終わって
その向こうには家が見えて…
ではなく、庭の突き当りに
ぱっと緑があることで
空間にアクセントを与えて
印象を強めます
この他にも、写真無いですが
寝室の窓の外に緑を植えて
それは目隠しの役目
このように、植栽には
純粋に内側から住人に
外側から前をゆく人々に
やすらぎを与えてくれて
さらに
配置によっては目隠しにもなる
そして、もう一つ大切な
役目があります
それは
「日陰を作る」
ってこと
たとえばこちら
植えている常緑ヤマボウシの
向こうの小さな窓はクロゼット
玄関の大きな庇(ひさし)の
陰が見えますが
夏の午後、このクロゼットの
小窓から西日が差し、衣類に
日が当たるのを嫌って
この位置に木を植えました
日除け、という意味では
例えばウッドデッキの前に
大きな落葉樹を植えると
夏の強力な日射を防ぎ
デッキが快適になり
冬は葉が落ちて家に暖かい
太陽を呼び込む、といった
実に理にかなった日射遮蔽
も出来ます
【具体例はこちら】
庭の木って
その家に安らぎと潤いを与え
時に目隠しにもなり
夏の日射遮蔽も出来ちゃう
オオタニサンも真っ青な
マルチプレーヤーなのです
最近では

葉がこっちに落ちるから
切ってくれよっ!
みたいな隣人も時にいるから
嫌ですが(常識的に迷惑だろって時は解るけど)
木が全然ない住宅街ってのも
Bックモーターみたいで
うすら寒く見えるんですよね
そうそう、そういえば
この写真で植木職人が木の根元に
置いているのは「大沢石」と言い
富士山の大沢崩(おおさわくずれ)
で取れたものです
地元の美しいものを
美しく使いたいですね
富士山の西側にある大規模侵食谷
この写真の左側が大沢崩れ
計算上、平均すると今も毎日
200トンとか崩れているらしい
たしかに、明らかに形変わって
きているよなぁ
もちろん、
Bックモーターみたいに勝手に
かっぱらってきたりすると
捕まりますよ