木を叩く

社員大工ブログ

こんにちは、社員大工の丸山です。

 

台風が2個 近づいてきてます。

静岡県は土曜日が雨風強い予報です。

 

週末なので、お出かけ等は止めて、家で大人しく過ぎ去るのを待ちましょう。

被害が無い事を祈ります。

 

 

今日は、桧の床板を貼りました。

 

 

上がり框に、桧の床板を隙間なく付けるために、木と木をくっつける部分を玄能で叩きます。

 

大工の用語では『木殺し』と言います。

 

 

木は周りの湿度によって、膨らんだり、縮んだりします。

 

今は6月。

木は膨らんだ状態なので、木を叩いて凹ませます。

 

力一杯叩くのではなく、木の繊維を少し潰す程度の力加減…。

(分かりづらい?)

 

 

ダンボールを思い浮かべて下さい。

ダンボールが何層にも重なった状態が、木の繊維だと思ってください。

(余計、分かりにくい?)

 

 

説明下手ですみません(笑)

『木の断面 顕微鏡』って検索すると、沢山画像出てきます。

 

木は水で膨れて元に戻る性質があり、その特性を生かした技法です。

 

 

 

上がり框と桧の板が、くっつく部分も『木殺し』したことにより、ピッタリとくっつきます。

 

 

 

続きの桧の板も、貼ってゆきます。

 

先程も言いましたが、今は湿度が高いので、板と板の隙間も、突き付けて施工します。

 

逆に冬は、板と板の間を少し空けて、施工します。

 

冬は乾燥で、木が縮んでる為、板と板をピッタリにくっつけてしまうと、この時期に木が膨れて持ち上がったりもします。

 

この加減は、経験でしか分からない部分です。

 

 

 

張り終えました。

 

室内には、桧の良い香りがします。

 

この後、傷防止に養生をしてしまうので、その前のチラ見せでした(笑)

 

1階の床板もまた報告します。