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吉野材視察 その3

吉野材に関するご報告第三弾は、川下での利用、【吉野材の有効活用に関する展望】についてのご報告です。

昨日も書きましたが、吉野材は確かに、とてつもなく素晴らしい材です。
でも、その利用先が高級数寄屋建築や一部の道楽やマニア向けに限られていれば、天下の吉野材と言っても未来はありません。

そこで、奈良県のプロジェクトで【大阪の中古マンションを吉野材を用いてリノベーションする】、という試みがなされました。

全体の設計は、建築家の河合俊和さん。
マクスの加盟する町の工務店ネットのパッシブデザインを手がけるブレーン集団「チームおひさま」のメンバーでもあらせられる、吉野材のような“緻密”な建築家です。
吉野材をどの様に使うかという材料開発に、同じくチームおひさまのMOON設計・村田直子さん。
監修が東京藝術大学名誉教授の建築家の益子義弘先生。

建築雑誌でも度々特集が組まれ、写真や解説は何度も見ていましたが、まさに百聞は一見に如かず、お世辞にも立派とは言えないマンションの一室が、超高級デザイナーズマンション(?)と言った感じに模様替えされていました。

※狭い中、限られた時間内での大人数の見学なので、良い写真がありません。
 ど〜しても見たいマニアックな方は、重いPDFですがこちらのリンクをご参照下さい。

s-120425 (1).jpg

みんな、興味津々です。

s-120425 (2).jpg

今回一緒にデザインされた吉野材のテーブル。
源平(赤身と白太)の木目が何とも美しい。

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テーブルの向こう側の方が建築家の河合さんです。

s-120425 (4).jpg

中央は浮遊するキッチン。
とにかく、床・壁・造作材、見える部分の木は全て吉野杉です。

s-120425 (5).jpg

もちろん格子も。

s-120425 (6).jpg

素晴らしい材料を素晴らしい設計で活かした今回のマンションリフォーム。
吉野材を現代建築に活かす一般解を探す、と言うのがテーマとのことですが、う〜ん、これはかなりの特殊解ですよね(笑)。

もう十年以上前、和室の長押に赤杉の柾目を頼んだら、材木屋に「ありません」と言われてやむなく単板で対応しましたが、その「ありません」が吉野にはそれこそ売るくらいありました。

本当に良い材を見てきました。
どんな材料があるか分かりました。
今回、仕入れるルートも開拓出来ました。
あとは、使ってくれる人を捜せばいいのです(笑)。

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