- 2009.11.11 水曜日
- さて、今回の出張の本当の目的と申しましょうか、先日まで書いておりました、町の工務店ネットの21年度の長期優良住宅先導モデルの細かい仕様などについて、勉強に行ってきたのでした。
 
 20年度の先導モデルは、現在富士市で進行中ですので、現場での工事が始まると同時にブログでご紹介させていただきますが、21年度の先導モデルも、年明け後始めますので、お陰様でまた書類の山に追われそうで、有り難い限りです。
 
 
 さて、この勉強会と同時に、町の工務店ネットのメンバーである日本ハウジングさんが取り組む、「府内町家」を見学させていただきました。
 
 先日のブログで、「町家」が今回の出張のキーワード、と書きましたが、今回の府内町家も、以前犬山市の出張の祭にご紹介した、丸協さんの尾張町家も、建築家の趙海光先生<趙海光公式HP>と、町の工務店ネットが強力タックを組んで進める、【現代町家】の取り組みです。
 
 町の工務店ネットの現代町家のページはこちらです。
 
  
 
 現代町家については、またおいおい、じっくりと、くどいくらいにご紹介させていただこうと思いますが、今回見学させていただいた様子を少々。
 
 吹き抜けのキモチい〜リビングですね。
 
 
 その横には…
 
  
 
 隠れ家のような和室が!
 
 
 町の工務店ネットの現代町家は、趙先生考案の一定の法則に則りながら、お客様毎、各地の工務店毎、その土地に合わせて自由に展開して行く一つの考え方。
 
 ですから、フランチャイズのような画一的な物では全くなく、工務店のカラー、その土地のカラー、それを色濃く出すのが特徴で、各地に残る、美しい町家を、現代の住宅に読み解くとどうなるか、それが町の工務店ネットの現代町家です。
 
 
  
 
 こちらは株式会社カネイ様の長州町家。
 こういうのが本当の意味で「町並み」なんでしょうね。
 
 
 さて、もう一つ、アクロス福岡のことも書きましたが、府内町家を見せていただいた際、ひときわ目を引いたのが、こちらのウッドデッキに設けた小さなガーデン。
 小さな小さな池もあり、もはや立派なビオトープです。
 
  
 
 じつはこちらも、アクロス福岡と同じく、株式会社プランタゴ代表の田瀬理夫先生の作品です。
 
  
 
 地域の植生をよく勉強し、その地域の植物で庭を作ろう、
 そんなお話しを聞かせていただきました。
 
 庭にアクロスのような、里山を再現することは、一般の家庭には不可能ですが、この様な小さな野草園だったら、
 「いけそうな気がするぅ」
 ですね。
 
 「ひと坪里山」と称し、これに取り組んで行こう、というのも町の工務店ネットのこれからの仕事でもあります。
 
 やることがドンドン増えて大変ですが、良いと思ったらドンドン採用、です。
 
 
  
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