
- 2011.12.13 火曜日
- ここ数日、雲一つ無い晴天で、富士山もくっきり。
まるで、デジタル放送になって女優さんの毛穴まで見える様になったかの如く、富士山の山肌、木々までもが私の席から見える、まさに空気の澄んだ冬ならではです。
でも、人生山あり谷あり塞翁が馬。
晴れの日ばかりではなく、時に雨に降られたり…。
とある休日、リフォームでお世話になっているお客様より、
「雨が漏っているので見て欲しい」
との電話がありました。
最近現場監督達は休日返上で働いているので、私が自分で見に行くことにしました。
で、屋根裏に潜ってみると…
オーマイガッ!
滝ですからぁ〜っ!
流れてきた水が、そのまま配線に流れ込み、漏電&ショート!
家が傷むだけでなく、危険です。
このお宅を建てた工務店は、既に存在しません。
困るのはお客さん。
「雨が漏ってる!電気もつかなくなったぞ!」
そんな時、電話帳やネットで数社の工務店に電話をかけて、修理の相見積もりをしますか?
そんな余裕はないので、いくら請求されるか分かったもんじゃないし、そもそも、ちゃんと工事してくれるかどうかも分からないけど、初めての会社に頼んでみますか?
工務店というのは、這いつくばってでも、その地にあり続けなければいけない、泥臭〜い商売なのです。
何かあった時に直ぐに相談できる、かかりつけのお医者さん、そんな存在が住宅にも必要です。
やっぱ、そんな会社でなければ、と思う出来事でした。

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