構造計算で地震に安全な基礎をつくろう

【富士市】回遊動線のある家

トカラ列島で噴火があった模様

 

地震は、プレートが沈み、その
ひずみを戻そうとする海溝型地震

 

プレートの動きから内陸部に
出来た断層が動く内陸型とも
言われる活断層型地震

 

そして、プレートではなく
火山による火山型地震

 

の3つがありますが

今回の地震は火山のみが
原因だったのか?

 

そう簡単にはわからない
というのが地震の難しさ

 

 

でも、地震は人間の目では
「いつ起きるかわからない」
ですが

 

地球規模の長い目で見れば
「プレートの動きによって
 定期的に起こる現象」
に他なりません

 

 

東海地震も「いつか」と
つければ、話題の予知夢
でもなんでも無く

 

「必ず来ます!」

 

 

地震に負けない家
を作らないとですね

 

 

 

 

 

 

2025.7.10 Vol.5,107

おはようございます
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
株式会社マクス社長の鈴木です

 

 

 

富士市の注文住宅の現場では
社員大工たちが基礎工事中です

 

 

暑いので、かなり過酷です

 

 

 

それでも、社員大工と現場監督
とで、せっせと頑張ってます

 

 

ブログでは何度も触れていますが
本来、建築物は

 

構造計算によって地震に安全かを
確かめる事が法律で求められます

 

 

しかし、その法律(建築基準法)
が出来きた75年前は

 

構造計算など誰も知らない
大工中心の家づくりの時代

 

当面は1,2階建ての木造住宅は
構造計算無しでもいいにすっぺ

 

と決めてしまった法律が
なんと、今も生きています

 

 

今年4月、若干の法改正が
ありましたが構造計算は
相変わらず義務化されてません

 

 

そして、指差す部分

 

 

今年4月から

「フックを付ける」か
「工場溶接(ユニット鉄筋)」の
いずれか決まりました

 

マクスの今の社員大工達が
作る基礎はユニット鉄筋です

 

 

その前は以下のように

 

 

フックありで構造計算を
していました

 

 

このフックはフックで
「かぶり厚さがほぼ取れない」
という理由で問題もある

 

でも!

 

「だからフック無しでいい」
というのは構造計算をしてから
言うべきではないかと…

 

 

実はこの
・フックもなし
・ユニット鉄筋でもない
・構造計算もしてない

 

という基礎の方が多いのです

 

 

 

そこで、

 

4月からフックありかユニットか
って言うけど、マヂどうすんの?
と業界はけっこうザワつきました

(それさえ知らなかった業者も多かったけど…涙)

 

 

 

結果、国交省は
具体的な審査方法は審査対象外
にしまーす!と逃げました

 

 

うーん、どこまで…

 

 

ということで、法律は命を
守ってくれませんので

 

しっかり構造計算で
安全性は確かめたいですね

 

 

 

コンクリートの照り返しで
うだる暑さの中

 

空調服を来て監督のミサキも
一緒に作業中です

 

 

カットした部品で

 

 

社員大工のユウヤが
断熱材を付けています

 

ショート動画で見てみましょう

 

 

 

 

この断熱材がそのまま型枠となり

 

 

耐圧盤と立上りを、コンクリート
一回の打設で施工する

「一体打設」という工法です

 

 

 

継ぎ目がないので
丈夫で、かつ白蟻や水の侵入を
防ぐことが出来ます

 

丈夫で長持ちで、なおかつ
あったかくて快適

 

そんな基礎がイイですね!

 

 

 

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