こんにちは、社員大工の丸山です。通勤する道に桜が咲いていて、映り込む景色がようやく春らしくなってきました。現場では、ホトトギスも鳴いてます。春は四季の始まり、マクスブログも春から改変し、新しく生まれ変わりました。文章力の乏しい僕ですが、読んで頂けると幸いです。
伊豆の国市の新築工事現場からです。
大工工事も、内部工事に移り変わり、造作工事に入りました。
社員大工の原田が、柱を切ってしまってます!!
何をしてるんだ!って思う方もいるかと思いますが、実はこれ、床板を張り込むための作業なのです。
この柱は化粧柱、すなわち柱全体が仕上げてあり、見えてしまう柱なのです。
その柱の柱脚部分も当然見えてしまうので、その柱に床板を差し込む溝を加工してる所です。
綺麗に違和感なく、柱と床板に隙間なく入れ込むのは、大工の腕の見せ所です。
若手の中でも経験年数がある原田の手捌き、入った頃と比べると、大分大工らしい手つきになりました。
これなら大丈夫だと思い、僕は施工の仕方を教え、後は本人に任せました。
住んでからも床板が割れないよう、木工用ボンドを木口に塗りつけます。
予め柱に差す床板を仕込み、その一つ前の床板を入れ、釘を打ち込み、仕込んであった床板を戻します。
(文字で書くと難しい…動画にすれば良かった(笑))
どうでしょう?床と柱の隙間も無く、綺麗に仕上がってます。
これなら人様に見られても、大工の仕事ですって胸を張れると思います。
隆成、成長したなって思い、ブログに書きたくなりました。
僕が現役でいる限り、できるだけ手仕事を教えるのが、今の僕の仕事と言ってもいいでしょう。
願わくば…俺の背中を越えてゆけ!