まずはじめに!本日6/26(木)は
YouTube Liveです
お昼休みに20分ほど
一緒にお勉強しましょう!
今回は
「中古住宅の見分け方」です
さて昨日、モデルハウスを見学に
お越しのお客様とお話中

社長さんの得意な
デザインは和風です?
とご質問されたのですが
私はこうお答えしました
おはようございます
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
株式会社マクス社長の鈴木です
マクスで作っている家が純和風か
と言わるとそうではないです
じゃぁ洋風?
といわれると、そうでもない
私が考えるデザインとは

住みやすさ・快適さ
と共にあるデザイン
なんです
たとえば、日本には梅雨と
秋の長雨がある
この雨から家を守るために
深い軒や霧除けが生まれた
たとえば、日本の夏は
湿度が高く蒸し暑い
カラッとした夏の欧米とは違う
夏の日射はヨシズやスダレで
防いできた
もちろんここでも深い軒は
大事であって
「パッシブデザイン」などと
カタカナを使わなくとも
昔から日本の住宅は
パッシブデザインであった
そんな日本の風土から生まれた
クラッシクなデザインコードは
今の住宅でも大切なんです
私はそんなデザインの考え方を
大切にする設計を心がけてます
もちろんそれは懐古主義とは違う
現代の技術で良いものは
しっかり採り入れるのもデザイン
と言えるはずです
たとえば、昨日ご紹介の
トイレの画像
なんとなくですが
写真が緑がかって見えません?
別の写真でも
家事室ですが
やはり、なんとなく緑っぽい
じつはこれ、ガラスの影響です
こうして見ると分かりやすいです
ガラスを通した光が
なんとなく緑色に見えますね
これは、トリプルガラスつまり
3層のガラスの内、内と外側は
Low-E(Low Emissivity:低放射)ガラス
と言って太陽の熱線を反射
しやすいように金属膜が
コーティングされているのですが
より太陽の熱を採り入れる
クリア×クリアタイプと
出来るだけ熱を反射する
グリーン×グリーンタイプ
の違いです
上記のトイレ・家事室・窓の
アップの三枚の写真は
いずれも窓がグリーン×グリーン
タイプだった、ということです
マクスでは、南面のガラスのみ
日射取得型のクリア×クリア
のガラスにして冬の日射を
採り入れて、夏の日射は軒で防ぐ
東西と北面はグリーン×グリーン
にして暖冷房の効率を上げ
夏の朝夕の日射を防ぐ
と言う考え方が基本です
さらに、ガラスだけでなく
こちらはパントリーですが
床下エアコンを設置
断熱性を高くし
軒を深くすることで
1台の床下エアコンで全館暖房
1台の小屋裏エアコンで全館冷房
も可能です
デザインと性能は
切っても切り離せない
ということなのです
エアコンをフル回転させれば
そんな事、考えなくても涼しい
のかもしれませんが
エアコンの排熱で地域は
どんどんヒートアイランド化
そんな、自分さえ良ければって
利己的な家づくりはいけません