こんにちは、わかめこと、酒井です。
前々回に引き続き、静岡市のお引渡しをしたお宅からです。
今回は、ソファの前のテレビボードと壁。
壁はいつも外壁で使っている「燃えない」木材外壁材と同じ材種の「ウエスタンレッドシダー」を使っています。一枚一枚の厚みが違う為、張ると凹凸がでて、立体的になります。
今年の2月に発売になったばかかりで、宮川監督と使ってみたいね、と話しており、お施主様にお話したところ、ご採用となりました。
これを使うなら、ぜひ光を当てて、凹凸を強調したい！と思い、造作テレビボードにライトを仕込みました。夜は印象的な影が浮き出て素敵です。

照明ですが、テレビを見る際、テレビの明るさと背面の明るさに差があると、目が疲れると言われています。
アニメ番組などでよく、「部屋を明るくして観てね」テロップがでますが、そう言うことです。
このテレビボードに仕込んだライトはLEDで、調光機能をつけました。その調光機能が大事なのですが、部屋を暗くして映画などを見る際は、この照明の光を少し落として観ると、目が疲れず、さらにムーディーな演出で、リラックスできると思います。

さらにこのテレビボードには、お施主様が以前使っていた、ウーファー内蔵のホームサラウンドシステム、ヤマハYSPを組込みました。音が前後、左右の壁に当たって、全方向から重低音、臨場感を楽しめる商品です。
昔、このYSPを扱っており、造作テレビボードを作っていたので、問題ないだろうと、鷹をくくっていましたが、お施主様のものは、テレビボードと一体型商品で、分解したところ、宮川監督、大工の宮崎も、電気工事の鹿島電気もびっくり、えーどうするよぉ、と現場からの悲鳴…。
テレビボードには照明を組み込んいるので、スペースも限られていたりで、手間がかかったようですが、さすがみんなプロ！とても綺麗に納めてくれました。