迎賓館に田中光顕をみる
こんにちは、わかめこと、酒井です。
昨年末にブログで紹介した、「幕末の志士、田中光顕のマイホームが富士市にあります」という題で古渓荘という重要文化財について書いたのですが、その田中伯が宮内大臣の時代に建設に携わったという赤坂離宮迎賓館に、少し前ですが行ってきました。
昨年から通年公開を始めたということで、内閣府のホームページから、インターネットで事前申し込みをして、申し込み多数の場合は抽選。料金は1000円。迎賓館は本館と和風別館があり、申し込みはそれぞれにする必要があり、今回は和風別館は抽選からもれてしまい、見学することはできませんでした。
迎賓館は、明治32年に10年かけて作ったという、日本初のネオバロック様式の西洋風宮殿建築です。
現在に至るまで、世界各国の大統領や首脳などの国賓要人を迎える場として、テレビでよく観るあの場所、ここね!あの人も来たんだ!というミーハーな感想と、一瞬、昔訪問したことのあるベルサイユ宮殿かと見間違える程の、豪華絢爛なシャンデリアに重厚な装飾。実際装飾品は当時フランスなどからの最高級輸入品。
この建設に携わった田中伯は、岩倉具視使節団として、欧米諸国を巡っています。この迎賓館(当時の目的は東宮御所)もこの時の経験がなかったら、こんなにきらびやかになっていなかったのでは・・・。
でも、そこはやはり日本人、ただ欧米のまねじゃあね、ってことで、ゴリゴリの西洋様式に七宝焼きの和風な壁画、外観も含め、ところどころに和を取り入れている感じが、おもしろいですね。
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ネオバロック様式建築ではあるけども、良くも悪くも、欧米文化に憧れる日本で出来上がった和洋折衷は、もはや、和洋折衷様式として、独自の文化・建築として確立されてますね。
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田中光顕のマイホームも、この迎賓館を作ったことで、西洋文化をうまく取り入れた和洋折衷様式のお屋敷なんですよ。
迎賓館は一般公開してますので、機会があったら見学してみてください。
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