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この地で育てられた四代目です

珪藻土の比較実験 3

自然素材ブームで、塗り壁は漆喰や珪藻土など、多くの方が知るようになりました。

ですが、「自然素材」を求めるのであれば、その商品の本来の成分や性能、それを正しく知った上で使いたいですし、業者はメリットとデメリットをお客様にお伝えした上で選んでいただく義務があるはずです。

特に「調湿」については、
【霧吹きを壁にシュッシュッとして、どや!】
みたいな営業がまかり通っていますので、動画で詳しくご説明してみましょう。

※霧吹きは「水蒸気」ではなく液体の「水」なので、調湿とは同義ではありません。

珪藻土の商品による調湿性能の違い

デジタル温湿度計を三つの実験箱に入れます。
三つの実験箱は左から、
【A】床:化粧フローリング、三方の壁と天井(蓋):プラスターボード下地ビニールクロス仕上げ
【B】床:無垢の桜材に米ぬかワックス仕上げ、三方の壁と天井:同上下地自然素材珪藻土
【C】床:同上床にウレタン樹脂コート仕上げ、三方の壁と天井:同上下地合成樹脂入り珪藻土
です。
温湿度計と一緒に入れているのは、95℃のお湯を入れたコップです。

それでは、60分間の変化を、1分間に短縮して動画にしましたのでご覧下さい。

結露の違いがよくお分かりいただけると思います。
珪藻土と一口に言っても、その調湿性能には商品によって大きな違いがあるということですね。

結露の違いを見るだけでなく、中に入れておいた温湿度計をもとに、グラフ化してみました。

珪藻土の調湿性能のグラフ実線が左軸の湿度、点線が右軸の温度です。

湿度は明らかに違います。
ビニールクロスはビニールなので調湿性が無いのは当たり前として、合成樹脂が入った珪藻土は、珪藻土本来の調湿性能を、合成樹脂、つまり化学ノリで埋めてしまうので、効果がガクッと落ちてしまうことが良く分かります。

 

実験する季節によって、同じ結果になるとは限りません。

例えば、元々湿度が高い夏に実験しても、実験箱の珪藻土が既に湿気をかなり吸ってしまっているので、この様な顕著な結果は現れません。

もちろん、この様な建材を用いたからといって、エアコンのように室内を除湿してくれるわけでもありません。
過度の期待は禁物ですが、調湿性のある壁は、室内環境を大きく改善し、カビや結露を防ぐ役割をしてくれる事も事実。

その分、クラックなどに弱いのもまた事実。
正しい知識を知った上で、自分には何が一番良いのかを選ぶ、これが基本だと思います。

 

 この記事は、マクス辞典用に再編集しました。 15.9.20.

2014年06月04日

Post by 株式会社 macs

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鈴木克彦 株式会社マクス 代表取締役

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