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社長ブログ

この地で育てられた四代目です

高性能サッシ春の陣

実は!断熱先進国ヨーロッパだけでなく、中国や韓国などアジアの中でも、日本のサッシの断熱性能は低い。
この事実は、家づくりに携わっている者でも知らない人が多いです。
島国日本らしい…。

防火性能偽装で大ダメージを食らった日本のサッシ業界ですが、今までシャノンの独壇場だった樹脂サッシの中で、この春からYKKが高性能樹脂サッシを販売することを決定したのを受け、LIXILもこれに追随。
日本のサッシも、ようやく高性能化が始まりました。

LIXILのトリプルマイスター

先日、LIXILの営業マンが来社。
サンプルをもらいました。

写真の通り、ガラスは三重、トリプルガラスです。
そして本体は全て樹脂。いわゆる樹脂サッシですね。

まずは気になるお値段から。
もうアルミサッシと比べても仕方がないので、樹脂で考えましょう。
(アルミの熱の伝えやすさは、樹脂の約1,000倍です)

外側がアルミ、内側が樹脂の、複合サッシ(LIXILでは商品名サーモス?)を基準にしますと、
ペアガラスの樹脂サッシは、約1.4倍(同マイスター?)、
今回の三重ガラスの樹脂サッシは、約2倍(同トリプルマイスター)。

ふむふむ。
このコストインパクトを、今後消費者がどうとらえるかでしょうね。
いや作り手がどう説明するか、と言った方が正しいか…。
もしこれが売れないと、また日本のサッシは時代に逆行し、安かろう悪かろうのエネルギー多消費型住宅からの脱却が遅れることになってしまいます。
まずは、積極的に啓蒙に努めるしかないです。

でも、細部を見ると、まだまだ厳しいヨーロッパ基準には及びません。

LIXILのトリプルマイスター ここを頑張れ!

例えば、残念な部分。
ガラスとガラスの間のスペーサー(ガラスの間隔を均等に保つパッキン)はアルミ。
ヨーロッパは既に樹脂が基本。
今回このトリプルマイスター、実は樹脂スペーサーも用意しているのに、北海道・東北限定販売なのだとか。
…うーん、なぜそんなところで弱気な…。

私はヨーロッパかぶれではありません。
そもそも行ったこともないし…(涙)。

でも、世界の高性能サッシは、日本とこんなに違います。
昨日、ビッグサイトで行われている建材展に行って、超高性能サッシ達を見てきました。

超高性能樹脂サッシ

同じ樹脂サッシでも、やはり樹脂スペーサー使用。
しかも、樹脂がアルミより劣る耐久性を補うため、補強アングルまで入ってます。

世界の超高性能樹脂サッシ

開閉部は、気密性を高めるため、パッキンが3つも。
(日本は2つ)

日本の超高性能木製サッシ

こちらは国産(ガラスは輸入)なのですが、断熱性の高い杉の木製サッシで、外部に耐久性の高いアルミ構造を合体させています。

 

世界水準のトリプルガラス

また、同じトリプルガラスでも、ガラスの断熱性能は、1.8倍。

ちなみに、これら超高性能サッシ達のお値段は、今回ご紹介したトリプルマイスターの、ほぼ倍です。
どこまで突き抜けるか…?
これは、予算との兼ね合いですが、家づくりは、安さだけで競ってはいけない、そう思います。
もちろん、高けりゃ良いってモンじゃぁないのですけど…。

 

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2014年03月07日

Post by 株式会社 macs

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鈴木克彦 株式会社マクス 代表取締役

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。

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