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社長ブログ

この地で育てられた四代目です

根津美術館

東京へのお勉強の帰り、前から行きたかった、南青山の根津美術館に行って来ました。
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設計は、今や世界的建築家の隈研吾氏。
メタボリックなポストモダンの建築から、近年では、様々な自然素材や格子を多用したデザインなどが多く、「おーっ、かっちょえー」と思う建物が多いです。
住宅業界でも、無印良品の家などを手掛けていて、ファンも多いですよね。
ただ、個人的には、本の中で氏が言うことが難解すぎて、私の様な凡庸な人間には、その世界観を理解することが出来ない所が…(蛇足)。
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そんなことはさておき、
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うん、美しす。
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深ーい軒の重厚なデザインでありながら、巧みな鉄の使い方ですごくシャープです。
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例えばこんな所、鉄骨に詳しくない私が偉そうに語るつもりはありませんが、普通はダイヤフラムと高力ボルトなのでしょうが、無垢の鉄骨を現場溶接することで、材料を細く、シャープにしています。
もの凄い制度を求められる難しい仕事だと思います。
って、館内撮影禁止って書いてありましたが、廻りに誰もいないし、エントランスの上で外からも見える所だし、美術品とは一切関係ない場所だし、これ位は…。
(怒られるだろうか…?)
この素敵な素敵な美術館(怒られないようにゴマをすってみる)は、東武鉄道の社長で、実業家で茶人でもあった、初代・根津嘉一郎の収集品を展示するためにつくられた私設の美術館です。
美術館の敷地は、その根津嘉一郎氏の私邸跡で、現在も広大な日本庭園があり、庭内には下の写真のような、本格的な数寄屋の茶室が点在しています。
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あいにくの雨模様の中、早足での見学ではありましたが、
こういった建物は、雨の日にこそ、よりいっそう美しいですね。
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こちらは、敷地内にある、同じく隈研吾氏設計のレストラン。
天井をブチ破って、どうなっているか見てみたい衝動に駆られる美しい建物です。
広大な日本庭園を望みながらのランチは最高でした(オッサン二人でのランチでしたが…)。
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この建物も深い軒。
日本には雨が多く、雨をしのぐ必要から生まれた深い軒や霧除けと言ったデザインがあります。
斬新なデザインにしようとすれば、これらのクラッシックなデザインを逸脱すれば斬新になるわけで、軒も庇もない箱のような家が散見されますが、雨が降れば窓も開けられないし、雨漏りリスクも格段に高いこの様なデザインは、建築家のエゴや思いつきで採用してはいけないと私は思います。
深い軒や庇などのデザインは、日本の気候から生まれ、日本人の美意識の中に刷り込まれたクラッシックデザインである、私はそう勝手に思っています。
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2013年06月26日

Post by 鈴木 克彦

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鈴木克彦 株式会社マクス 代表取締役

生存確率50%の超未熟児だった娘が退院して家族がそろった夜に涙してから 家は家族の絆を育む場所だと気付く。地元で百年。これからも社員大工たちと共に創りあげ 家族の笑顔と絆を一生涯守ってゆくのが私の使命。

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