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社長ブログ

この地で育てられた四代目です

八丁味噌の工場見学

月曜から三回連続で岡崎市の幸建築設計さんのお仕事を紹介させていただきましたが、本日は、代表の奥野さんに連れていっていただいた、八丁味噌の工場見学の様子をご紹介致します。
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連れていっていただいたのは、こちらのカクキューさん。
創業正保(しょうほう)年間というから三代将軍家光の時代からお味噌作っているというからすごいですね。
今は事務所のこの木造建築物も、昭和二年に建てられた登録文化財だそうです。
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というわけで工場見学にいざ出発。
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おー作ってる作ってる。
私ども静岡県民にとって、八丁味噌は馴染みが薄いですよね。
個人的静岡の特徴ですが…
静岡って駿河湾と富士山があるくらいで際だった特徴が無く、
富士川を境に50Hzと60Hzが分かれるように、関東でも関西でもなく、
気候も温暖でぼーっとしている。
家族構成や職業構成など、だいたい何もかも平均的、
いたってフツー。
静岡のお味噌も、特別に特徴無いから合わせ味噌?と思い調べてみると、
静岡で作られているのは相白(あいじろ)みそと言うそうで、関西の白みそと信州の淡色辛みその中間的性格で、味覚は甘味もあるが塩辛味もあって、色調は淡黄色…。
うーん、やっぱり中間。
それはさておき、建築ブログですから建物の事を。
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工場は古い木造建築ばかりで実の楽しいです。
建物の腰壁が木(杉板)ですね。
よく見ると、この腰壁、つっかえを外して脱着式になっているのが分かります。
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蔵本来の、温度・湿度管理のために必要な性能があるは、厚い土壁。
この大事な土壁を雨から守るのがこの板塀。
一般的に、雨(地方によっては雪)のない時期はこの板塀を外して通気をよくする、とか、火事の時に板塀を外して延焼を防ぐとか、そういった目的のために脱着式になっているわけですね。
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こちらの丸太組の梁が楽しい建物は昔の味噌作り館で、現在は資料館。
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六尺樽(高さが6尺=1.82m)の大きな樽に大豆と塩と水を入れて仕込むそうですわ。
大昔からずっとこのやり方。
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このカクキューさん最古の樽。
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天保十己亥って書いてあるから、調べると、天保(てんぽう)10年の「つちのとい」の年。
1839年。高杉晋作が生まれた年!凄っ。
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建築的には、横に置いてある、この大黒柱みたいなモノの方が凄いな。
この長い角材、何だと思います?
私、始めてみましたが、私と同じ名前だったんでビックリ。
これは「正直」というのだそうです。
桶屋が使う、超巨大なカンナをこう呼ぶのだそうで、カンナを動かすのではなく、カンナの上に木を載せて、木の方を動かして削る道具です。
真ん中の何か立てかけてある辺りに刃が付いています。
真っ直ぐ削れる道具、正直。
正直者ってこっから来たのかなぁ…。
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場所が変わって、こちらはその巨大な樽に実際に八丁味噌を熟成させている倉庫。
八丁味噌は三年も熟成させるそう。
冒頭の静岡の味噌は一ヶ月らしいから、この違いがあのコクなのでしょうか…。
(門外漢なのでここはスルー)
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この木造倉庫も古いですね。
小屋はトラスですよ。
いいっすねー。
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味噌樽の上には今も石を積んで重しにしています。
この石を積むのも上手に積めるようになるのに三年かかるそうです。
石を積むのも三年(別に面白くないな…)。
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まだ研修中という可愛らしいお姉さんがガイドしてくれて、上のような事を色々教わりました。
楽しかったです。
ちなみに私は見ていませんが、宮崎あおい主演のNHKの朝ドラ「純情きらり」のロケ地だそうで、ドラマ用に蛍光灯を白熱灯にし、さらに、
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樽を締めて固定している鉄のワイヤーが、当時の時代背景にそぐわないという事で、大道具さんが作った縄のフェイクのカバー(上写真)なんかもあったりと、なかなか面白い工場見学でした。
と、楽しい見学が終わると八丁味噌の試飲。
せっかくだからとお土産を買いたくなると言う、なかなかお上手なツアーでございましたよ(笑)。
連れていっていただいた、幸建築設計の奥野さん、ありがとうございました。

2013年05月16日

Post by 鈴木 克彦

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鈴木克彦 株式会社マクス 代表取締役

毎日毎日コツコツとブログを書き綴っております。皆さんの為になることから、ならないことまで(?)幅広い内容ですので、きっとお家づくりのお役に立てるはずです!

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