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この地で育てられた四代目です

薪ストーブを換気装置ととらえると…

今度の日曜日は「薪ストーブ体感会」
実際のおうちで、薪ストーブの暖かさを体感し、薪ストーブでピザを焼いて食べてみる。
もちろん、薪ストーブユーザーから、メンテのこと・薪のこと・大変さと楽しさ、等々、直接聞いてみる。そんな企画です。
弊社OBも参加されるので、もう結構な人数ですが、まだお申込受付中でございます。

というわけで、本日は薪ストーブネタ。
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嗚呼…、この炎の揺らめきを見ていると癒されるぅ…
と、ここで突然問題です!
『物は燃えると、水と二酸化炭素を出す』
って小学校(中学かな…?)の理科で習いましたね。
それを踏まえ、では、この時期に気になる嫌ーな結露、その原因は水蒸気ですが、薪ストーブを使うことにより、室内の水蒸気量は増えるでしょうか?減るでしょうか?



正解の前に、「換気」から解説してゆきましょう。
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換気装置には、第一種換気、二種換気、三種換気、の三種類があります。
現在建てる住宅は、シックハウス対策として、室内の空気が一時間に半分以上入れ替わる量の換気をする様に義務づけられているので、かならず、この一種から三種のいずれかの換気装置が付いています。

住宅に多いのは、第一種と三種。
一種は、取入と排出を両方機械的に換気扇で行うので、厳密に計画的に換気を行おう、という方針の会社がやっていることが多く、家中をダクトで結び、換気装置も熱交換までしている場合が多いです。

住宅で多い(一般的)なのは第三種換気。
トイレやお風呂に換気扇をつけ、これを24時間連続運転、吸気は各部屋に設けた穴=吸気口から行います。
常に換気扇で室内の空気を汲み出しているので、人間には感じられないレベルですが、室内は常に引圧(外部より気圧が低い)となります。

これが原因で、白蟻消毒をした床下の空気や壁内結露でカビが生えた壁内や小屋裏の空気が室内に漏れてくる危険があるので、その意味で、気密や気流止めのしっかりした施工が求められます。

第二種換気は三種換気と逆で、常に機械的に空気を取り入れ、排気口から空気を出す、というシステム。
今度は逆に常に室内が正圧(気圧が高い)になるので、採り入れる空気をフィルターでキレイに(さらに除菌をする場合も)すれば、他の場所から埃や有害物質が入ってこないので、半導体など精密機器製造のクリーンルームや病院の集中治療室、などの換気はこのシステムになります。

さて、話が遠回りしていますが、薪ストーブを使うと、煙突から煙が出ます。
実際には二次燃焼をすると煙は見えないので、煙突からは空気だけが出ている(もちろん厳密に”だけ”、ではないですが)、と考えて下さい。
出た分の空気は、どこからか入ってこないと室内の空気はなくなってしまいますので、実際には、吸気口から空気が入ってきます。

つまり、薪ストーブは、換気扇と同じなのです。
三種換気の場合、薪ストーブを使うと、換気扇が一個増える様なものですから、ストーブを使うときは、常時換気を切る様にご説明しております。
そうしないと、煙突からの排気(ドラフト)が正常に行いにくくなるからです。
で、問題の答えです。
薪ストーブを使う、つまり、薪を燃焼させると、水と二酸化炭素が出るのですが、それは煙突から出て行きます。
室内に薪由来の水蒸気は出てきません。
そして、上記の通り、換気効果で、外のカラカラに乾燥した空気がどんどん入ってきます。

ということで、答えは、
薪ストーブを使うと、室内の水蒸気は減ります。
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写真は我が家の寝室。
洗濯物が、めいっぱい室内干ししてあります。
サッシは、先週のブログで結露がひどいことになっていたアルミサッシのペアガラスです。
が、夜あれだけ洗濯物を干したのに、朝見ても、サッシは結露しておりません。
薪ストーブを使う場合、洗濯物は結露の原因ではなく、乾燥を防ぐための加湿器の役をします。

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2013年02月06日

Post by 鈴木 克彦

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鈴木克彦 株式会社マクス 代表取締役

毎日毎日コツコツとブログを書き綴っております。皆さんの為になることから、ならないことまで(?)幅広い内容ですので、きっとお家づくりのお役に立てるはずです!

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